多摩川河川敷に半年にわたってキャンプ行為を行う男性が住みついています。地元の住民の方が散歩中に脅迫ともとれる行為を受けています。また過去、ホームレスによるボヤが発生したこの地域では住民の皆さんが火災の危険性に不安を感じています。この男性は樹木にテントのようなものをつるす形で居住空間を作っています。

河川敷を管理する国土交通省のHPには「河川にには河川敷などを不法に占拠して小屋窓をたてて起居しているホームレスが多数存在しますが、これは河川法に違反する違法行為です」と記載されています。男性のこの行為が河川法に違反するかどうか、狛江市・国土交通省京浜河川事務所や調布警察署と相談しましたが、まずは生活保護や福祉につなぐことが最優先とのことでした。小木哲朗と狛江市、京浜河川事務所、調布警察署は直接、男性にお会いして説得を続けていますが残念ながら現在も男性は宿泊行為を続けています。

7月20日には多摩川河川敷で 狛江の夏を彩る「狛江古代カップ第33回多摩川いかだレース大会」が開催されます。大勢の市民が多摩川を訪れることから小木哲朗は男性に開催を通知するとともに当日の行動を直接確認しました。男性は「当日はここにはいないことにする。ただし夜には戻ってくる」と私に回答しました。いかだレース開催時にトラブルが起きることは回避できそうですが、根本的な解決には至っていません。
違法行為すれすれの行動をとる方の権利と住民のみなさまの安心安全を願う権利の両立をどう図っていくのか。住民のみなさまの不安が解消されるまで努力していまります。