今年になって狛江市内でアライグマ・ハクビシンの目撃情報が増えています。
ご自宅の庭にアライグマが現れた方からも写真を頂戴しました。

今年度、市に(11月末まで)通報があっただけで箱わな設置件数は50件。このうち捕獲数はアライグマ7頭、ハクビシン5頭。昨年度の捕獲はアライグマ2頭だけでしたので大幅に増加しています。またタヌキ・ネズミも増加し農業被害なども拡大しています。普段の生活の風景の中に、こうした“違和感”が入り込んでいる以上、市としての現状認識と対応を市議会で質問しました。
▽市にご相談ください
ご自宅やご近所の空き家などでアライグマやハクビシンを目撃したら狛江市にご相談ください。市は目撃場所や被害の状況、動物の種類を特定するための確認を行います。その上で、家屋への侵入をご自身でできる防除対策や専門的なアドバイスを受けられる機関として、公益社団法人東京都ペストコントロール協会のご案内や、直接的な被害軽減のための「捕獲用の箱わな」の貸し出しをご案内しています 。

▽動物に直接触れない
アライグマやハクビシンは人獣共通感染症を媒介する可能性があるため、動物に直接触れないようご注意ください。
▽今後の対策強化
アライグマ・ハクビシンの目撃情報や捕獲実績の増加は、生息数の増加と市内全域への定着・拡大を示しており、単なる捕獲だけでなく、総合的な防除の推進が不可欠。東京都や周辺自治体とも連携し、広域的な生息数の削減と分布拡大の防止に努めていくとのことです。
▽空き家対策も不可欠
手入れの届かない空き家の庭などが絶好の住処になります。市には空き家対策の強化も要望しました。